1. 発生した事象
Windows 11環境でCisco Modeling Labs(CML)を起動しようとしたところ、VMware Workstationから起動できなくなりました。
環境
- Windows 11
- VMware Workstation 17 Pro
- Cisco Modeling Labs(CML)
症状
VMwareからCMLの仮想マシンを起動すると、次のメッセージが表示されました。

仮想 Intel VT-x/EPT はこのプラットフォームでサポートされていません。仮想化された Intel VT-x/EPT を使用せずに続行しますか。
「はい」を選択すると、さらに次のエラーが表示されます。

VMware Workstation はこのホスト上でネストされた仮想化をサポートしていません。
モジュール HV のパワーオンに失敗しました。
仮想マシンの起動に失敗しました。
「いいえ」を選択してもCMLは起動できませんでした。
2. 確認したこと
まず、WindowsでVBS(Virtualization Based Security)が有効になっていないか確認しました。
確認方法
- Win + R を押す
- msinfo32 と入力して実行
- システムの要約を開く
- 仮想化ベースのセキュリティを確認
表示例
- 無効:VBS無効

- 実行中:VBS有効
私の環境では「実行中」となっていました。
3. 原因
原因は、Virtualization Based Security(VBS)が有効になっていたことでした。
Windows 11ではHyper-Vを有効にしていなくても、VBSによってWindowsハイパーバイザーが利用されます。
その結果、VMware WorkstationがCPUの仮想化支援機能(Intel VT-x / AMD-V)を直接利用できず、Cisco Modeling Labs(CML)が正常に起動できない場合があります。
4. 解決方法
VBSを無効化するため、メモリ整合性をオフにしました。
手順
Windows セキュリティ
↓
デバイス セキュリティ
↓
コア分離
↓
メモリ整合性
「メモリ整合性」をオフにします。
設定後、PCを再起動します。
私の環境では、この設定だけで改善しました。

5. 動作確認
PCを再起動したところ、VMware WorkstationからCisco Modeling Labs(CML)が正常に起動することを確認できました。
同じように「仮想 Intel VT-x/EPT はこのプラットフォームでサポートされていません」や「モジュール HV のパワーオンに失敗しました」というエラーで困っている方は、一度VBS(メモリ整合性)の設定を確認してみてください。

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