パルワールドのDocker版専用サーバーにパッチを適用する

Linux・サーバー

2026年9月7日にV1.0.4のパッチが配信されました。

この記事では、Docker Composeを使ってパルワールドの専用サーバーを運用している環境で、実際にパッチを適用した手順を紹介します。

サーバー自体の構築手順については、以下の記事で詳しく紹介しています。

ミニPCにPalworld専用サーバーをDockerで構築 | Yuu Log


今回の環境

Docker Composeの構成は以下です。

services:
  palworld-server:
    image: ghcr.io/pocketpairjp/palserver:v1.0.3.101283
    restart: unless-stopped
    entrypoint: /pal/helper.sh

    command:
      - -port=8211
      - -enable-gamedata-api

    ports:
      - "8211:8211/udp"

    volumes:
      - ./helper.sh:/pal/helper.sh:ro
      - ./Saved:/pal/Package/Pal/Saved

Palworldのサーバー本体にはDockerイメージを使用しています。


Dockerを再起動するだけではパッチは適用されない

最初に疑問に思ったのが、

docker compose restart

を実行すればパルワールドのアップデートも適用されるのではないか、という点です。

結論として、今回の構成ではDockerコンテナを再起動するだけではパッチは適用されません

理由は、compose.yaml で使用するDockerイメージをバージョン指定しているためです。

image: ghcr.io/pocketpairjp/palserver:v1.0.3.101283

この場合、コンテナを再起動しても同じDockerイメージからサーバーが起動します。

つまり、

docker compose restart
        ↓
同じコンテナを再起動
        ↓
同じバージョンのPalworld Server

という動作になります。


compose.yamlのDockerイメージを変更する

最新のイメージはこちら。

v1.0.4.102642

Package palserver · GitHub

compose.yamlを編集していきます。

sudo nano compose.yaml

変更前:

image: ghcr.io/pocketpairjp/palserver:v1.0.3.101283

変更後:

image: ghcr.io/pocketpairjp/palserver:v1.0.4.102642

最終的には、以下のようになります。赤字が変更点。

services:
  palworld-server:
    image: ghcr.io/pocketpairjp/palserver:v1.0.4.102642
    restart: unless-stopped
    entrypoint: /pal/helper.sh

    command:
      - -port=8211
      - -enable-gamedata-api

    ports:
      - "8211:8211/udp"

    volumes:
      - ./helper.sh:/pal/helper.sh:ro
      - ./Saved:/pal/Package/Pal/Saved

変更したら、

docker compose up -d

を実行します。

Docker Composeが変更されたイメージを使用してコンテナを作り直します。


更新後の状態を確認する

コンテナが正常に起動しているか確認します。

docker ps

Palworld Serverが正常に起動していることを確認したら、ゲームクライアントからサーバーへ接続して動作確認します。


古いDockerイメージは削除していい?

新しいバージョンで問題なくサーバーが動作していることを確認できたら、古いDockerイメージを削除できます。

まずイメージ一覧を確認します。

docker images | grep palserver

古いイメージが残っていれば、

docker image rm ghcr.io/pocketpairjp/palserver:v1.0.3.101283

で削除できます。

ただし、すぐに削除する必要はありません。

新しいバージョンで問題が発生した場合、以前のイメージが残っていれば元のバージョンへ戻しやすいため、アップデート直後はしばらく残しておく方法もあります。


セーブデータは消えない?

今回のCompose設定では、セーブデータをホスト側に保存しています。

volumes:
  - ./Saved:/pal/Package/Pal/Saved

この設定では、

Dockerコンテナ
    ↓
/pal/Package/Pal/Saved
    ↓
ホスト側の ./Saved

という構成になります。

そのため、Dockerイメージを更新してコンテナが作り直されても、ホスト側の Saved ディレクトリに保存されているデータは別に残ります。


まとめ

今回は、Docker Composeで運用しているPalworld専用サーバーにV1.0.4のパッチを適用しました。

更新手順をまとめると、以下のとおりです。

新しいDockerイメージを確認する

Package palserver · GitHub

compose.yamlのDockerイメージを変更する

sudo nano compose.yaml

コンテナを更新する

docker compose up -d

サーバーの状態を確認する

docker ps

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