自宅でネットワーク機器やサーバーを使っていると、悩みの種になるのが機器の置き場所です。
CiscoルーターやRaspberry Piなどを追加していくと、最初は十分だった設置スペースも、いつの間にか足りなくなってしまいます。
私も自宅ネットワークにCisco 1812J/K9を導入したことで、ネットワーク機器をまとめて設置できる場所が必要になりました。
この記事では、実際に自宅ネットワークで使用しているCisco 1812J/K9やRaspberry Piなどを3段ラックに設置した様子と、使ってみた感想を紹介します。
自宅ラボの構築を考えている方や、ネットワーク機器の置き場所に困っている方は、ラック選びの参考にしてみてください。
購入したラック
今回購入したのは、AZUMAYAのガラスラック3段 ブラック色 SMJ-101BKです。

自宅ラボ専用の大型ラックを用意するほどではないものの、ルーターや小型サーバーなどをまとめて設置できるスペースが欲しいと考えていました。
そこで、部屋に置きやすく、複数の機器を段ごとに分けて設置できる3段ラックを選びました。
ネットワーク機器を収納するためのラックは、業務用のサーバーラックだけではありません。設置する機器の数や大きさ、部屋のスペースによっては、一般的な棚やラックも選択肢になります。
今回のように、自宅で少数のネットワーク機器や小型サーバーを運用する環境であれば、必要なスペースに合わせてラックを選ぶ方法もあります。
3段ラックにネットワーク機器を設置してみた
実際にラックを設置し、ネットワーク機器や小型サーバーを各段に配置してみました。
現在は、次のような構成で使用しています。
- 1段目: フリースペース
- 2段目: Cisco 1812J/K9
- 3段目: Raspberry Pi、Wi-Fiルーター、モデム

Cisco 1812J/K9を設置してみると、ラックの段にちょうど収まり、見た目もすっきりしました。
以下でCisco 1812J/K9の実際の設定を紹介しています。
Cisco 1812Jでクロスパス(DS-Lite)に接続する設定方法【実測58Mbps】 | Yuu Log
これまでは限られたスペースに機器を置いていましたが、3段ラックを使うことで、それぞれの機器を段ごとに分けて配置できるようになりました。

ネットワーク機器がまとまって並ぶと、見た目にも自宅ラボらしさが出てきます。
個人的には、CiscoルーターやRaspberry Piなどが並んだ様子を見るだけでも、かなりテンションが上がります。
また、ブラックを基調としたラックなので、ネットワーク機器との見た目の相性もよく、部屋に置いたときのデザインも気に入っています。
3段ラックを使って感じたメリット
実際に使用してみて、特にメリットだと感じたのは次の3点です。
ネットワーク機器をまとめて設置できる
Ciscoルーター、Wi-Fiルーター、モデム、Raspberry Piなど、用途の異なる機器をひとつのラックにまとめて配置できます。
機器ごとに設置場所を分ける必要がなくなり、自宅ネットワーク全体を把握しやすくなりました。
今後、機器を追加する場合にも、空いているスペースを活用できるのは便利です。
縦方向のスペースを活用できる
自宅ラボを構築する際、床や机のスペースには限りがあります。
3段ラックなら、床面積を大きく増やさずに複数の機器を配置できます。
特に、ネットワーク機器や小型サーバーを少しずつ増やしていきたい場合は、縦方向の空間を活用することで設置場所を確保しやすくなります。
自宅ラボらしい見た目になる
ネットワーク機器を机や棚にばらばらに置くよりも、ラックにまとめることで見た目がすっきりします。
機器が並んだ環境は、自宅でネットワーク技術を学ぶモチベーションにもつながります。
もちろん、見た目だけでなく、機器の配置や配線も整理していけば、メンテナンスしやすい自宅ラボを目指せます。
自宅ラボ用のラックを選ぶときの注意点
今回のような一般的な3段ラックは、少数のネットワーク機器や小型サーバーを設置する用途に向いています。
ただし、ラックなら何でもよいというわけではありません。購入前には、次の点を確認しておきましょう。
機器のサイズと耐荷重
ルーターやサーバーの幅・奥行き・高さを確認し、設置したい段に収まるかをチェックしましょう。
あわせて、各段の耐荷重も重要です。特に重量のあるサーバーやUPSを設置する場合は、製品の仕様を確認する必要があります。
排熱と通気性
ネットワーク機器やサーバーは、稼働中に熱を持つことがあります。
機器を密集させすぎず、吸排気口をふさがないように配置しましょう。発熱の大きい機器を複数設置する場合は、ラック周辺の通気性にも注意が必要です。
配線と電源の取り回し
機器が増えると、電源ケーブルやLANケーブルも増えていきます。
設置場所を決めるときには、コンセントまでの距離やケーブルの長さも考慮すると、あとから配線を整理しやすくなります。
また、ガラス製の棚板を使用する場合は、重量物への対応や安定性など、製品の仕様を確認したうえで使用しましょう。
こんな人におすすめ
今回のような3段ラックは、次のような方に向いています。
- 自宅でCiscoルーターなどのネットワーク機器を使用している
- Raspberry Piなどを使って自宅サーバーを構築したい
- 自宅ラボの機器が増えて、置き場所に困っている
- 限られたスペースで複数の機器をまとめて設置したい
- 業務用の大型サーバーラックまでは必要ない
- 機器を整理しながら、自宅ラボの環境を少しずつ拡張したい
一方で、重量のあるサーバーを複数台設置する場合や、19インチラックマウント機器を本格的に収納したい場合は、専用のサーバーラックも検討しましょう。
設置する機器や今後の拡張予定に合わせて選ぶことが大切です。
Raspberry Piを使った自宅ラボの構築にもおすすめ
今回ラックに設置したRaspberry Piは、インフラエンジニアとしての自己研鑽を目的に購入したものです。
Raspberry Piを使えば、自宅でサーバーを構築したり、Linuxの操作を学んだりと、さまざまな検証に取り組めます。
Raspberry Piを使った学習については、以下の記事でも紹介しています。
インフラエンジニアの自己研鑽にRaspberry Piがおすすめな理由|自宅サーバで実践的に学ぼう | Yuu Log
まとめ
今回は、Cisco 1812J/K9やRaspberry Piなどを設置するために、AZUMAYAのガラスラック3段 SMJ-101BKを購入しました。
Wi-Fiルーターとモデムだけであれば小さな台でも十分でしたが、CiscoルーターやRaspberry Piを追加したことで、ネットワーク機器をまとめて設置できるスペースが必要になりました。
3段ラックを導入したことで、縦方向の空間を活用しながら、複数の機器をひとつの場所にまとめられるようになりました。
自宅ラボを構築する際は、高価な専用ラックを最初から用意するのではなく、手持ちの機器の数やサイズに合わせて設置環境を整えていく方法もあります。
ネットワーク機器や小型サーバーの置き場所に困っている方は、ラックを活用して自宅ラボの環境を整理してみてはいかがでしょうか。
今回購入したラックはこちらです。
AZUMAYA ガラスラック3段 ブラック色 SMJ-101BK


